瞑想を始めたばかりで、どんなふうに楽しんだら良いのか分からない。

瞑想を自分のものにしたいのに、なかなか集中できない。

たくさんの情報が溢れていて、何を参考にしたら良いのか分からない。

そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか^^

 

 

 

 

はじめまして、こんにちは。

瞑想をライフワークにしております、佐藤小雪と申します。

 

私が瞑想を始めたのは約1年前なのですが、瞑想を始めた当初は、本やインターネットなどの情報をかき集めて実践したり、瞑想を軸に情報発信されている方にお金を払って学んだりしておりましたが、なかなか上手にできなくて、気がつくと瞑想ジプシーになっておりました。

 

今ではその波を越えて瞑想に対する捉え方が変わりまして、瞑想もお天気や私たちの心と同じで「毎日完璧な瞑想はできないよね」ということを理解し、瞑想を楽しんでおります^^

 

そんな私の経験から” 瞑想初心者さんが心地よく瞑想を楽しむ為の瞑想解説 ”のお話をさせて頂きます。今日はそのうちの1つ目、『姿勢』についてお話させてください。

 

正しい瞑想の姿勢とは?

 

瞑想を始めようと思っ時にまずする事といえば、体勢(姿勢)を整える事ですよね^^

 

私は瞑想を始めたばかりの頃、すぐに足が痺れてしまって、それが原因で集中できなくて苦戦していたのですが、その頃読んでいた本に『足が痺れても足は崩さずに続けた方が良い』というような事が書かれてあったので、足が痺れてジリジリしても「これも修行のうち…」なんて言い聞かせて、ただただ実践しておりました。

 

だけど当然ですが、どうしても足の痺れに意識が行き、全く集中できなくて、瞑想どころではなくなっていて…(苦笑)、そこで違う方法があるかもしれないと思い、情報収集をして、時間をかけて色々と実践していました^^ (今思うと『足が痺れても足を崩さない』というのは上級者さん向けだなって思います)

 

それで、私が実践してみた姿勢は以下の4つです。

 

・床に座り胡座をかく
・座布団(クッション)にお尻を乗せて胡座をかく
・椅子に座る
・寝ころがる(寝る前の状態)

 

この4つをそれぞれある程度試してみまして、今は一周回って『床に座って胡座をかく』に落ち着きましたが、それぞれの良さを実感しましたのでお話しさせて頂きますね。

 

1【床に座って胡座をかく】

この方法が一番、精神や思考が落ち着くと感じました。これは感覚的なものなのですが、地面(地球)と一番近い状態の方がグラウディング効果が増すと言われておりますし、私自身も実際にそんな気がしております。ですので、床に座って胡座をかくことで、グラウディング効果が増して、瞑想しやすい状態が創られているのではないかと思っております。(あくまで持論です)

 

なので、自然に囲まれた気持ちの良い場所で、地面に触接座りながら瞑想をすると、もっと素敵な瞑想が出来るんじゃないかと個人的に思っておりまして、いつかそんな瞑想ができたらな〜なんて思っております^^

 

そうそう、そして足が痺れた時には、足は崩してあげても大丈夫です^^  足を組み直してまた瞑想すれば良いだけですので^^

 

2【座布団にお尻を乗せて胡座をかく】

この方法は、呼吸法が上手に出来ない方や姿勢が悪い方にオススメです。座布団やクッションを2つに折り、その上にお尻を乗せた状態で胡座をかく事で、お尻の位置が高くなり、自然と背筋が伸びて姿勢が良くなりますし、そうなると呼吸もしやすくなるので一石二鳥の効果があります。

 

さらに言うなら、クッションよりは座布団の法がオススメです。クッションは柔らかいものが多いので、お尻が安定しにくいと思うのです。なので個人的には座布団の方がオススメですが、最初は柔らかいクッションの方が心地よいと思いますので、徐々に慣らしていくのが良いかと思います。(私もそうでしたので^^)

 

そしてこちらの方法も、足が痺れた時には足を組み直して頂いて大丈夫です^^  それでも瞑想し直せば良い瞑想状態に入れますので^^

 

3【椅子に座る】

この方法は、瞑想を始めた当初の私のように足の痺れに耐えられない方にオススメです。上級者になってくると、「足の痺れも修行のうちだ」って思えるようになってくるのですけど、初心者さんには中々そんなふうに思えませんよね。なので、足の痺れに耐えられない時は、椅子に座ったり、ソファに座ったり、座椅子に座ったりしながらチャレンジしてみて下さいね。

 

私はこの方法を実践している時、様々な椅子に座り感覚を確かめておりました。例えば、職場のデスクの椅子や、デパートなどにある椅子、それからご飯屋さんでご飯を食べている時に座っている椅子、など。座りながら呼吸を意識して、それぞれの椅子に座っている時の自分の呼吸の状態を確かめておりました(笑)

 

私が一番心地よい呼吸ができていた椅子は職場のデスクの椅子だったので、椅子の高さを測り、なるべく座った感触が職場のデスクの椅子に近いのを家具屋さんで探して買ってきました。(今はもう使っておりませんが、家の脚立として活躍しております♡)

 

先ほどもお伝えしたように、足の痺れがきになる方にはオススメなのですが、ただ1つ注意して頂きたい事があります。それは、座って瞑想をすると体がラクになる代わりに、気がつくと背筋が伸びていない状態になってしまう事です。背筋は伸ばしていた方が断然良い瞑想ができますので、そこだけは注意をして下さいませ。^^

 

4【寝ころがる】

この方法はですね……、個人的にはですね……、寝てしまいます…… ^^;

 

私たち人間って基本的には毎日寝転がって寝ますよね。つまり、「寝転がって寝る」というのは、赤ちゃんの時からずーっと繰り返してきた私たち人間の習慣なのです。何十年も繰り返してきた習慣なので、脳も体も心も無意識に記憶しているのでしょうね。なので「寝ころがる=眠る」というのを私という全てでキャッチしているのでしょう、きっと。そして何より、私は寝るのが大好きということもあり、結構早い段階で寝てしまいます… ^^;

 

というのと、寝ころがると上手に背筋を伸ばすことができないので、そういった面でもオススメはできないかなと思います。

 

ですが、寝るときに瞑想を意識しながら眠りにつくのはとてもオススメです。ただ呼吸を意識するだけなのに、なんだかとても心地よくなったり、眠りの質が上がったり、癒し効果がありますので^^

 

瞑想を毎日習慣にするのは大変かもしれませんが、寝ることに関しては全ての方が習慣になっていると思いますで、寝る時に呼吸に意識を向ける事をまずはやってみると良いかもしれませんね^^ それを続けていると、呼吸に意識を向けることで心が休まることを実感できるかと思います^^

 

 

 

ま と め

Q1【床に座って胡座をかく】
グラウディング効果を期待したい方、初心者さんの中でも瞑想に慣れてきた方にオススメです。

Q2【座布団にお尻を乗せて胡座をかく】
姿勢が悪くて呼吸が上手にできない方にオススメです。

Q3【椅子に座る】
足の痺れが気になって瞑想に集中できない方にオススメです。

Q4【寝ころがる】
瞑想の練習に活用することをオススメします。

 

瞑想には、ヴィパッサナー瞑想やサマタ瞑想、マインドフルネスや座禅など、様々な種類の瞑想があると思いますが、個人的にはそのどれかが正解だとは思っておりません。そしてそれは姿勢も同じだと思っておりまして、背筋を伸ばして、ほどよくリラックスができいて、ご自身にとって瞑想という視点で心地よい姿勢を見つけるのが一番良いのかなと思っておりますし、特に初心者さんの場合は、「まずは楽しむこと」に視点を合わせて頂けたらな、と思います^^

 

ブッダの教えでは、瞑想は胡座をかくことと説いておりますが、海外なんかでは授業の一環としてお子さまが椅子に座って瞑想をしていたり、企業の研究などにも瞑想が用いられているようで、その際も椅子に座って瞑想をしたりするようです。そう言ったことから考えても、正解はないのではないかと思います^^

 

あなたにとって心地よい姿勢を見つけてみてくださいね^^

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^♡

この記事の執筆者

佐藤小雪
佐藤小雪
10歳でダイエットを始め、気がつくとダイエットに依存し、20代半ばで摂食障害を発症、29歳で完治。摂食障害克服後、「私は生き辛かったんだ」と本当の意味で気づき、受け入れ、向き合う。
現在は瞑想をライフワークとし、こころについて学び続けております。
摂食障害、親子関係など、様々な経験から”こころ”についてお話しさせて頂きたいと思っております。
あなたの”こころ”に小さな光を灯す事が出来ましたらとても嬉しいです。