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仕事が出来るのに嫌われてしまう人のパターンとは⁈
仕事が出来る人なら、普通は疎まれたり、嫌われたりするケースって有り得ない気がしませんか⁇
しかし、実際には、仕事が出来るにも関わらず、嫌われる人が存在することは割とよくあることのようです。
では、何故、その人たちは仕事が出来るのに嫌われてしまうのでしょうか⁇
仕事が出来るのに嫌われている人には、色んなパターンがあると思います。
それは、対象が、上司から、同僚から、部下から、嫌われているのか?
また、女性から嫌われているのか?
それとも、男性から嫌われているのか?…
色々な環境や状況があると思いますが、今回は共通する特徴を考えてみたいと思います。
真面目に仕事をしている社員が嫌われる2つのパターンとは⁇
⒈他の社員や職場環境が悪いパターン
あなたの会社には仕事ができる、すごく真面目に業務に取り組んでいるけど嫌われている社員っていませんか⁇
私が以前勤めていた会社にもこう言ったタイプの人がいましたが、彼の場合は、頑張りが空回りして、周りから浮いてしまったように私には見えました。
頑張っているにも関わらず、嫌われてしまう、なんて気の毒ですよね。
でも、確かに、その頑張りを周りが応援する気になれない何かがあったと思うのです。
まずは空気が読めない。
自分のことだけに精一杯になってしまう。
今、必要なことに取り組んでいない。
スタンドプレイに見えてしまう…などなど。
また、私がこの人たちと一緒に働いていて感じたのは、同じ真面目でも働き方や環境によって嫌われ方が異なるということ。
まず1つ目は職場環境によるものです。
会社をより良くしようと前向きに働く真面目で仕事も出来る。
責任感が強く後輩思いで、会社に貢献するために頑張っていたAさんが嫌われてしまった理由は何でしょう⁇
実は、会社には一生懸命に仕事をしたい人もいれば、残念ながら必要以上に仕事をしたくない人もいるんです。
このなるべく仕事をせずに給料だけもらえればいいと思っている人が多い職場では、真面目に仕事を頑張る、仕事の出来る人の言動は迷惑がられることになります。
Aさんが他の社員から言われていたことは…
○お前がそんなに頑張ると俺たちもやらなきゃいけなくなるじゃないか。
○余計な仕事を増やさないでくれ。
○自分たちの評価が下がるじゃないか。
○いい子ぶりっこするなよ。
などなどです。
居心地の良い環境に慣れた人はそのままでいいと望んでいる訳ですね。
自己成長の為、会社の発展の為に、頑張っている人、優秀な人を非難する人たちは居心地の良い環境に慣れており、その立場を危うくする可能性のある仕事の出来る人が目障りなんです。
だからAさんの働き方によって自分たちの生ぬるい環境を変えられたくないんです。
Aさんの行動、働きぶりは間違っていないんです。
ただ周りの人間が仕事に対する意欲がなくモチベーションも低いために温度差があるんです。
では、Aさんはどうしたら嫌われなかったのでしょうか⁇
上司としての立場があるのなら部下に嫌われようとも言うべきことは言わないとなりません。
また、たとえ平社員であっても正しい働き方をしていると思うのならそれを貫きます。
しかし、会社内で1人で行動を起こしたり、声を上げても環境を変えるのは難しいかもしれませんね。
どうしても1人だと心が折れそうになります。
ならば、まずは同僚や先輩、後輩らで同じ考え、同じ働き方がしたい人を探し、共感を得るように努力します。
そういった仲間を徐々に増やしていけば、環境も変わってくるはずです。
Aさんの味方も増えたことでしょう。
1人では、困難なことも大勢だと叶えられる気がしませんか⁇
しかし、もしも、誰も味方になってくれない、会社も評価してくれないなら退職を考えると言う選択肢も忘れてはいけません。
せっかく一生懸命働いているのに評価されるどころか非難されるような職場にいたら、勿体ないですよね。
これからは、特に、一つの会社にしがみついて生きるのではなく、自分を活かせる環境に自らを置くことが必要になると思います。
どうせならやり甲斐を持って働きたいですし、ぬるま湯のような環境に慣れてしまったら自己成長がストップするでしょうし、その会社の存続すら危うくなる日が来る可能性だってあります。
⒉仕事熱心なのだが、本人に問題がありそうなケース
もう1つの周りから嫌われるタイプの人は、仕事熱心さを人に押し付けたり、仕事が出来る故に人を見下したりする人です。
この人をBさんとしましょう。
すごく仕事ができるが協調性がなく、自分中心の言動が目立つ人。
個人プレーの仕事だったら成績も伸びるはずです。
しかし、会社は個人プレーではなくチームワークが大切なんですね。
俺はこんなに成績を上げてるの、お前ら何やってんの⁇と言う態度が他の社員から反感を買う原因になるんです。
そんなBさんは他の社員から、こんな風に言われていました。
○なんであなたからそんなこと言われなきゃいけないの⁇
○1人だけ頑張ってるアピールはやめてくれ。
○自己中なヤツ。
こんな声があがっていました。
人の言うことを聞かない、協調性がない人は嫌われます。
確かに仕事は手早くソツなくこなすかもしれないけれど、自分が、自分が、と言うアピールが鼻につきますよね。
自分1人でやっているように思うかもしれないけれど、見えないところで周囲の人の助けがあるものです。
例え、スタンドプレイが許されそうな営業職だとしても、契約書の作成や、領収証の整理など、裏方の手助けのお陰でスムーズに進むし、業務に集中することが出来るんですよね。
仕事熱心で真面目に働いているつもりでも、周りからしてみれば協調性がないと煙たがられているかもしれません。
では、Bさんはどうしたら嫌われなかったのでしょう⁇
まずは、周りとうまくやってみる、協調性を意識して行動してみることが必要だったと思います。
自分の頑張りを会社が評価してくれない、なかなか出世もしない、周りの同僚からも冷たい態度を取られるのであれば、協調性など他に何か足りない部分があるのかもしれないので、コミュニケーションをとり、周りとも連携してうまくやっていくことを意識することが大切かもしれません。
今と違うことをやってみる、のが、一番変化を感じられると思います。
しかし、自分の働き方が間違っていないと思ったら貫く姿勢でいいと思います。
周りに気遣ってもうまくいかない、やっぱり自分は間違っていないと思ったらその働き方を続けます。
会社がそれを分かってくれずに評価もしてくれないのなら、それを理解してくれる職場へ転職するか起業することを検討してもいいでしょう。
しかし、独りよがりになっている可能性がないかどうか、信頼出来る人に相談するなどして、自己評価ではなく客観的評価で自分のスキルや市場価値を診断することが大切です。
この嫌われていた2タイプの人と仕事をして感じたことまとめ
いくら真面目に仕事をしていても人間性の問題や職場環境の問題によって嫌われることがあるということを知れば、方向性も広がるし、無駄に悩むことも減るのではないでしょうか⁇
しかし、嫌われること、と言うのも、自分を知る上でも必要なことなのかもしれません。
嫌われるということは、《素の自分》と合わない人が自然と自分の周りから立ち去っていくということでもあります。
とかく日本人は、気配り、空気を読むことにかけては小さな頃から鍛え上げられているので、他人ではなく自分を第一に考える、のも大切ではないでしょうか⁇
嫌われることを恐れて自分を曲げるのをやめたとき、はじめて自分の周りの人間関係は最適化されて行くのだと思います。
以上が、私なりに考えた、仕事が出来るのに嫌われてしまう人のパターンになります。
少しでも、今回の記事が皆さまのお役に立てたなら幸いです。
3年前に自分の一番の理解者と感じていた、大切な夫を自死で喪ったことから、自分を知ること、人を知ることの必要性を感じ、心のことを学び始める。
併せて、自身の経験から、遺された遺族が少しでも経済的に負担が少なくなることを見つけたいと言う想いから、ライスワークアドバイザーとして活動を始める。
また、自死遺族の為のお茶会なども不定期に開催している。
この記事の執筆者

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