もし、あなたのお子さんが「勉強しなさい」と言わなくても、自ら机に向かう子になってくれたら、嬉しくないですか?

 

こんにちは。キャリア・セラピストAiです。

今日は、幼少期から勉強が大好きで、家庭教師歴10年以上、進学塾で働いていた経験もある私が、自ら勉強する子を育てる、ご家庭での教育のコツをお教えしたいと思います。

 

長年、家庭教師をしてきて、たくさんのお子さんに勉強を教える中で、私が最も大切にしてきたこと、それはなんだと思いますか?

実は、成績ではないんです。

私が成績を上げることよりも、まず大切にしていたこと、それは、「勉強が楽しい!」その想いを感じてもらうことでした。

 

なぜなら、それが成績を上げることへの1番の近道であり、この「勉強を楽しむことができる力」は学校の授業や受験だけでなく、大人になり社会に出てからも、その子を支えてくれると考えているからです。

 

では、どうしたら、勉強を楽しいと思えるようになるのでしょうか?
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1.幼少期の好奇心の芽をつまずに、育てていく

 

あなたは、小さいお子さんの好奇心とその記憶力に、驚いた経験はありませんか?
小さい子は「知りたい」という欲求の塊です。そして、好きなこと、興味があることに関しては、大人以上の吸収力で、覚えてしまうのです。

 

そう、子供は誰でも学ぶことが大好きなんです。
もし、あなたが、子供の頃、勉強が嫌いだったとしても、学ぶことが好きな時期が、あったはずなんです。
だけど、大きくなるにつれ、勉強への苦手意識が高まっていく人は多いです。

 

幼少期の学びと学校に入ってからの学び、この最大の違いは、「学ばなければいけない」ことかどうか、だと思います。

 

子供の頃は、自分の知りたいものだけを知り、覚えていれば良かったものが、成長するにしたがって、特に知りたくないこと、必要ないように思えることまで、半ば強制的に学ばされるという環境におかれます。

 

そんな中で、いつしか、「勉強は楽しくないもの」というイメージが強化されてしまうのです。

 

そう考えると、勉強を楽しむことのできる子供に育てるには、学ぶことを楽しいと感じている時期に、少しずつお子さんの興味に沿った分野の「勉強」を一緒に進め、「勉強は楽しい」というイメージを強く作ってしまうのが、最も手っ取り早い方法と言えそうです。

 

逆に、この好奇心の塊の時期に、興味のない分野を無理強いしたり、知りたいという気持ちをつぶしてしまうことのないように、関わっていくことが大切といえるでしょう。

 

2.すでに勉強に苦手意識がある子は、どうしたらいいの?

 

とはいえ、すでに、お子さんに勉強に苦手意識があるという場合、どうしたら、勉強を好きになれるのでしょうか?

これが、1番気になるところだと思います。
これには、大きく分けて2つの効果的な方法があります。

2-1.方法その① 一緒に勉強する

まず1つ目の方法は、 「あなたがお子さんと一緒に勉強する」ということです。

 

「あなたは、お子さんと一緒に勉強、されてますか?」
小さいお子さんでしたら、「はい」と答えられる方が多いと思います。

では、もう1つ質問をします。
「そのとき、あなたは楽しんでますか?」

どうでしょうか?ここが、とっても重要なポイントになります。

 

子供は、親の行動を見ていないようで、しっかりと見ています。

本が好きで、いつも本に囲まれ、楽しそうに読書をしている親を見て育つと、子供も自然に本が好きになったりしますし、
共通の趣味を持っている親子も多いですよね。身近な人が楽しんでいることには、子供も自然と興味が湧くものなのです。

 

ということは、子供に勉強を好きになり、楽しんでほしいと思ったら、あなたがすべきことは、まず、あなた自身が勉強を楽しむことです。

 

「そうはいっても、子供に勉強を教える自信がない」そんな方もいると思います。

でも、実は、勉強を楽しむというのは、子供と同じ問題を解いたり、教えることに限りません。

 

教えるのが難しければ一緒に調べて、一緒に問題を解いて、解けたときの喜びを共有するのもいいですし、ご自身が楽しいと思える分野の本を読んだり、興味のある資格の勉強をする、そんなことでもいいのです。

 

子供は親であるあなたの背中を見て育ちます。ぜひ、「一緒に勉強しよう」という声掛けをして、お子さんに勉強を楽しむあなたの姿を見せ、一緒に学ぶという時間をつくってみてください。

2-2.方法その② できるところから伸ばしていく

そして、もう1つの方法は、より得意な分野から伸ばしていくということです。

私が、今まで教えてきた中には、成績が良い子も悪い子も、勉強が嫌いだという子もいましたが、「勉強が楽しい」と感じてくれる瞬間は、それぞれにあったように思います。

 

ある子は、問題が解けた瞬間が楽しくて、もっと学ぶようになります。

ある子は、友達に成績で勝てたことが嬉しくて、もっと学ぶようになります。

ある子は、暗記して小テストで満点がとれたことが嬉しくて、もっと学ぶようになります。

 

そして、一度楽しいと感じられるようになると、目の輝きが変わり、そう感じるようになる前よりも格段に自主的に勉強するようになるのです。

 

このことは、脳のメカニズムに関係しているようです。

脳には、嬉しいこと、楽しいことがあると放出される「ドーパミン」という物質があり、このドーパミンが放出されると、その直前の行動が強化され、もっとその行動をしたくなるのだそうです。

 

先ほど挙げた例でいうと、「問題が解けた」「友達に成績で勝てた」「暗記して小テストで満点がとれた」これをもっと経験したいと思うようになる、ということです。

そして、これらの行動に共通してるのは、勉強において、小さな成功体験をするということです。

 

つまり、お子さんに勉強を好きになってほしいと思ったら、とにかく小さな成功体験ができるように導いてあげることが、大切になるのです。ただし、楽しい!嬉しい!というように、心に響く成功体験の種類が、お子さんによって違うので、その見極めも大切です。

 

では、苦手意識を増長させることなく、より心に響く成功を体験するためには、どうしたら良いか?

まず、お子さんがより得意なこと、より好きなことから始めてください。
そのためには、得意だったり好きな教科は何なのか、そして、もっと細分化して、その教科のどういう学び方をお子さんが得意とするのか、見ていく必要があります。

 

例えば、算数(数学)であれば、より得意な単元を。さらに細分化して、計算が好きなら計算問題、文章題が好きなら文章問題、図形が好きなら図形の問題。暗記が得意なら、公式の暗記に集中する時間を設けて、クイズ形式や小テスト形式で出題したりします。

 

このような形で、より細かく、お子さんが楽しめる分野を探していくのです。
そこから、焦らずに「ちょうど良い」成功体験を積み上げていきます。その「ちょうど良い」の見極めも、最初は手探りですから、焦らなくて大丈夫です。

 

まずは簡単な問題から始め、小さな成功の喜びをお子さんと共有することから始めてください。
少しずつ難しくしていき、できなければ、ちょっと難易度を下げて再挑戦です。

そうやって、難しすぎず、簡単すぎず、「頑張ったら解けたというレベル」が、最も脳の喜びが増すそうですから、そのレベルを少しずつ探してみてください。

 

お子さんが勉強を楽しいと思えるようになることが、最大の目的ですから、お子さんが気乗りしないときに無理強いするのは逆効果です。あなたのイライラもお子さんには伝わってしまいます。あなたの心にも余裕があるときに行ってください。

 

最初は、5分しか続かないかもしれません。でも、それ以上を強制はしないことです。あくまで「お子さんが、学ぶことを楽しんでいる状態」を意識して、少しずつ、「わかった!」「できた!」という成功体験を積み上げていってください。

 

まとめ


【自ら勉強する子を育てる「家庭での教育」のコツ】

1.幼少期の好奇心の芽をつまずに、育てていく

2.すでに勉強に苦手意識がある子に効果的な方法

 《方法その①》一緒に勉強する

 《方法その②》できるところから伸ばしていく


 

現代の日本は、もう昔のような学歴社会ではありませんが、就職時に学力テストを課せられることは未だに多いですし、社会に出てからも、「学び」は続いていきます。

どんな仕事でも、覚えなければいけないこと、新しく習得しなければならない知識、取得しなければならない資格など、勉強はつきものです。

そんなときに、学ぶ楽しさを知っている人は、そんな環境をも楽しむことができるのです。

 

そういう観点からも、成績を上げることを一番の目的とするのではなく、「勉強を楽しめるようになること」を目的にして、ぜひ、一度お子さんの学びに向き合ってみていただきたいと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

 

この記事の執筆者

キャリア・セラピスト Ai

キャリア・セラピスト Ai
キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。