こんにちは
心理カウンセラーのゆっきです。
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厚生労働省が平成29年から、セルフメディケーション税制を始めました。
今までは、ある程度の医療費がかかった場合のみ払いすぎた税金が戻ってくる制度のみでしたが、健康の維持増進及び疾病の予防に対する費用も所得控除の対象になります。(詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。)

これによって国民の意識改善がされ病気になる確率を下げ、医療費の圧迫も減らすことができると良いですね。

健康に限らず予防することは、とっても大事だと思います。
そんな流れも手伝ってか、この時期(春)から❝自分を変えて行こう❞と意欲的なスタートを切る方が増えていきます。
なぜなら、温かくなり外へ出る機会が増えるからです。
外に出れば太陽光に当たりますよね。


人間にとって幸せホルモンと言われるセロトニン神経は、脳幹の縫線核という部分に存在します。
そのセロトニン神経が太陽光の影響を直接受ける構造になっています。
つまり、太陽の光を浴びる機会が多くなれば頭が目覚め、心が目覚め、 身体が目覚め一日のスタートも気持ちよく切ることができます。

逆に暗い部屋にこもっていた場合、セロトニン不足になり、朝の目覚めが悪く、気分がさえなく、ぱっとしない状態になるのです。

そうは言っても、太陽の光浴びたって…落ちこむことがあったら暗くなっちゃう…という方。
必見です。

落ち込む→気持ちが沈む→失敗する→平常心に戻れないの連鎖。

自分の決断に対し
「あぁ、あっちにしておけば良かった。」
「失敗してしまったな。」

と後悔ばかりしていては、神経をすり減らし精神的にダメージが大きいですね。

この負の連鎖をストップして、二次、三次へと影響する良からぬ事態発生から身を避けることができたら?

その方法を5つご紹介します。
できることから、やってみて下さいね。

1.洗い流す

手を洗う。
または
シャワーを浴びる。
など、汚れを落とす行為をする。



❝自分の決断に自信が持てるようになるには、意思決定を行った後に手を洗うと良い。
ミシガン大学の心理学グループの研究結果として証明されています。❞

日本でも、お参りの前に手を洗ったり、滝行をしたり、清めるという行為が風習としてありますね。

洗い流すことで気持ちの変化を感じてみてください。

2.無理しない

無理に元気になろうとしない。
落ち込むとこまでしっかり落ち込む。



❝カリギュラ効果というものがあります。
禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことです。
例えば、「お前達は見るな」と情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象などがそれです。❞

やっちゃいけない。
と落ち込むことに禁止令を出さず。
落ち込んでも良いよ。
それだけ、真剣に捉えてる証拠だから。
と捉えて自分を責めないであげてください。

自己批判するよりも、「よくがんばったね。」「そういう時もあるよ。」と自分に優しくする方が再発が少ないという研究結果もあります。その上で失敗したことをに対する防止策を決めておく、ごく当たり前のことを用意しておくことの方が自分を責めるより遙かに有効です。

3.食事

お肉を食べることで「あ”~幸せ~となる。」


❝お肉の中にはセロトニンを合成する栄養素が多く入っており、人はお肉を食べることで幸せを感じることが多いと言われています。❞

セロトニンはトリプトファンという必須アミノ酸から作られますが、必須アミノ酸は私たちの体内で作ることができませんから、食事から摂取しなければならないそうです。

トリプトファンは、牛乳や乳製品、豆・豆製品、肉、バナナ、アボカドなどに多く含まれています。

4.笑顔・喜び

少しずつ元気になってきたらで大丈夫。(ここまで3日かかっても良いのです。)
笑いや嬉しいと感じることをしてあげましょう。


ただポイントは自分にとって嬉しいこと
です。

他人ではなく
自分にとって

これ重要です。



❝例えば私の場合❞

・ボールペンが書きやすい!
・10月から保育料が無償になるかも!嬉しい
・お友達からラインが来た!ありがとう
・今日のご飯美味しくできた!よしっ
・沖縄の海の写真で癒された!ほわー
・たまたま座れた!ラッキー
・新鮮な野菜が安かった!ラッキー
・信号が青だった!いえーい
・洗濯物干した!すっきり
・お茶碗洗った!ありがと

など、自分ができたことに意識を向けてみてください。
これによって幸福ホルモンの一つ、ドーパミンが出ますので幸福感をアップしてくれます。

❝ドーパミンは神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンと関係しています。
「快感や多幸感を得る」、「意欲を作り感じる」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。❞

お笑い番組を見て笑ったりするもの良いですね。
要するに喜びや笑いは、に血流を上げる効果があるので、脳の活動も活発になります。

5.寝る

そして最後は、温かい布団でゆっくりと寝る。
交感神経と副交感神経のバランを取るには、睡眠で体を休めることが大切です。



なんだか大丈夫かも…と平常に戻るまで1週間かかっても良いのです。
それが徐々に早まることが大事です。

こうやって体感的に平常心へ戻ることができる回数を重ねていくと
落ち込んだって大丈夫と思えるようにもなってきます。
その為に対処方法を覚えておいてくださいね。

但し、これはあくまでテクニックです。(通過点であって目的はもっと先にあります。)
さらに高度な問題解決(落ち込む頻度を減らす)という根本解決を望むならば
なぜ落ち込むのか?という、一段深い部分の問題を分析する必要があることを覚えておいてくださいね。




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この記事の執筆者

ゆっき
ゆっき
〔心理カウンセラー〕
自身の病気、父の交通事故による死。
3年間の不妊治療経験から、心の大切さを感じてきた。
誰もが持っている悩み。そこにそっと手を添えて行きたいと思い。
心理学の道へ進み、現在、心理カウンセラーとして活動中。

世代の垣根を超え、子供達が希望を持てる社会へしていきたい。その為に大人が正しい背中を見せていくことが必要であると考えている。