今日は、あなたの見える世界がちょっと変わるかもしれない、違いの話。あなたは、この違いを理解していますか?

こんにちは。キャリア・セラピストAiです。

前回は、なぜ今、あなたが苦しいのか?という話から、『ダメな自分を認める』ということについて書かせていただいたのですが、そもそも、「ダメなあなた」って、なんなんでしょうね。(まだ前回の記事をお読みでない方は、せひ、《コチラの記事》から先にお読みください。)

 

せっかくなので、少し考えてみましょう。

 

どうでしょうか?

 

周りの誰かと比べて劣っている自分?

どうしても許せない、自分の嫌いなところ?

それとも、いつも人に注意されるあなたのこと?

 

自分に厳しい人ほど、ダメな自分がいっぱい思い浮かぶかもしれません。

人それぞれ、色々と思い浮かぶものだと思いますが、

私は、そんなダメな自分まで好きになろうとか、愛そうとか、そんなことを言うつもりはありません。

 

でも、心の目を凝らしてよくよく見たら、きっと「ダメじゃない素敵なあなただっているはず」と私は信じていますし、そういう「あなたには素敵な部分も存在している」という前提のもと、

「ダメな自分だっていてもいい」そんな風に、今より、その存在を認められるようになったら、

ちょっと、あなたの纏う空気が軽くなって、あなたの前に広がっている世界がワントーンかもしれないけど、明るくなるんじゃないかなぁと思うのです。

そうなるといいなぁと思っています。

 

3.赤ちゃんだった頃

もちろん、あなたは覚えていないでしょうけど、生まれた時、そして、とても幼かったころ、あなたの中には「ダメなあなた」なんて存在しなかったはずなんです。

自分の存在を否定しながら生きている赤ちゃんなんて、いませんし、自分のココがダメだなんて認識している赤ちゃんもいませんよね。

 

でも、成長していく過程で、いつの間にか、あなたは、自分の中に「ダメなあなた」を創り出してしまった。

周りからの評価なのか、もしくは周りと比べて自ら始めてしまったものなのか分かりませんけど、それは、きっと、あなたへの「ダメ出し」の結果であると思います。

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4.違いの分かる人になる

ここで、ひとつ勘違いしないでいただきたい、大事なことをお伝えしますね。

 

それは、「ダメなあなた」という認識を生み出してしまった、その「ダメ出し」は、あなたのある部分であったり、ある行動に向けられたものであって、

決して、「あなたのすべてが、ダメな存在である」というわけではないということです。

さっき、生まれたばかりの頃の、あなたについての話をしましたが、あなたという存在そのもの、あなたという存在全体がダメなんてことは、絶対にないのです。

 

もし、何かあなたのダメな部分を指摘されることがあったとしても、短所の裏に必ず長所があるように、ダメな部分と同時に、ダメではない部分も必ず存在しているはずなのだと、そのことだけは覚えておいてください。

 

とはいえ、何かを指摘されただけで、自分を全否定されたような気持ちになってしまうことだってあるかもしれません。

脅すわけではないですが、就活や新社会人としての生活なんて、もしかしたら、そんなことの連続かもしれません。

 

だけど、そんなときには思い出してくださいね。

注意されたのは、あなたの一側面であって、それは、あなたの存在全体が否定されたわけでは、ないということ。

もし、万が一、あなたの存在全体を否定するような人に出会うことがあったとしても、そんな人は、世の中の人の一部にすぎないということ。

 

大丈夫、あなただけじゃないから。どんなに有能な人でも、どんなにイイ人であっても、ある一定の割合の人には嫌われるものなんです。そういう法則があって、その一定の割合とは2割と言われています。

どんなにあなたが、よく思われよう、認めてもらおうと精一杯努力をしようと、あなたのことをよく思ってくれない層というのは一定数いるんです。

 

そうは言われても、面と向かって指摘されると、やっぱりツライかもしれないけど・・・でも、このことを知っておくだけでも、少し気持ちが楽になるんじゃないでしょうか。

と同時に、一定数の人たちは、そんな躍起になって努力しなくたって、ありのままのあなたに好感を抱いてくれているはずです。このことも、あわせて覚えておいてくださいね。

 

5.やっぱりダメな私

ダメな自分も認められるようになる。そのために、大切なことの1つは、先ほど書いた通り、「ダメな自分(あなたの一部)」と「自分=ダメ」の違いを理解することです。

そして、なにか失敗をしてしまったとき、「やっぱり、自分はダメだ~」ってついつい、落ち込んでしまいがちですが、良くなかったところは認め反省して(これも、書くは易し、行うは難しで、簡単なことではないですけどね)・・・

「自分はダメ」というところに、安易に落ち着いてしまわないことです。

 

今、『「自分はダメ」というところに落ち着いてしまわないこと』というフレーズを聞いて、心がざわっとしませんでしたか?

ここに反応したあなたは、もしかすると・・・

 

実は「ダメな私」でいたい人なのかもしれません。

ますます、心をざわつかせてしまったでしょうか。

 

というわけで、次回は、そんな「ダメな私」でいたいあなたにお届けする記事を書こうと思っています。

あ、でも、決して、そんなあなたを否定する記事ではありませんので、安心して(?)読みに来ていただければと思います。

今日も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

この記事の執筆者

キャリア・セラピスト Ai
キャリア・セラピスト Ai
キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。