今まで、自分に厳しく、「こだわり」を貫く努力をしてきたあなた。果たして、それが社会に出てからも通用するのだろうか?そんな不安を抱えていませんか?
こんにちは。キャリア・セラピストAiです。
先週は、体調不良のためお休みをさせていただきました。毎週、楽しみに読んでくださっている方には、申し訳ありませんでした。
今日も、引き続き「こだわり」の話をしていきたいと思います。
まだ前回の記事を読まれていない方は、ぜひ、《コチラの記事》からお読みください。
さて、前回の記事の終りに、私は2つの質問をさせていただきましたが、覚えているでしょうか?
その問いとは、
折り合いをつけるということを、自分への妥協のように感じていませんか?
そして、
そんな風に妥協する自分は許せない!と感じていませんか?
というものでした。
自分の心に問いかけてみる時間をつくることができたでしょうか?
もし、あなたが、自分の「こだわり」に折り合いをつけるということが苦手で、妥協する自分を許せない人であるなら、
あなたは就活に限らず、今までも、とても生きづらい思いをしてきたのではないかと思います。
もう少し楽に生きたいと願いながら、良く言えば「自分に厳しく」、悪く言えば「頑固に」自分の想いを貫こうと努力してきたのではないでしょうか。
ただ、今まではそれでなんとかなってきたかもしれませんが、社会の中で、組織の中で、果たして今までのやり方が通用するのかと不安になったりしていませんか?
今日は、そんなあなたが、自分の「こだわり」と上手に付き合い、少しでも、この社会の中で生きやすくなるように、お話をしていきたいと思います。
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3.あなたにできること
この『日刊こころ』を読んでくださっている方、それぞれが今置かれている状況というのは、きっと様々だと思いますが、
共通してできるアプローチというものがあります。
それは、「あなた自身を変えること」です。
人は、意識しないと、本当に変われない生き物だと思います。
意識してすら、そう簡単には変われないのですから、意識しなければ、1年後も、3年後も、10年後も、おそらく同じようなことで悩んでいることでしょう。
では、強いこだわりを持つあなたが、どうすれば生きやすく変わることができるのかというと・・・
私は、大きく2つの「減らす」を取り上げたいと思います。
3.1 減らす①
まず、1つは、【許せない(自分)を減らす】ということです。
ここで「自分」に()を付けたのは、許せない自分が多い人というのは、往々にして、他人に対しても許せないと思うことが多いからです。
他人は自分を映し出す鏡だともよく言われますが、自分に対して許せていないことを、人がやっているとイライラしてしまうものなのです。
こだわりが強い人というのは、「マイルール」みたいなものを自分の中でハッキリと持っていて、そこから外れた行動に対して、強いストレスを感じるのではないでしょうか。
そんな自分は許せない!って思ってしまっているかもしれません。
でも、そういう許せないことが、たくさんあると、「あるべき」型から外れていないかと、いつも自分を見張っているような感じで、しんどいですよね。
では、どうすれば、そんな自分を許すことができるようになるのでしょうか?
せっかくですから、少し考えてみてください。
どんな方法が思い浮かびますか?
先にお伝えしておきますが、今から、私がオススメする方法は、方法の1つにすぎませんので、もし、あなたが今、何か良さそうな方法を思いついたのであれば、ぜひ、その方法から試してみてください。
それは、あなたが、あなたのために考えた方法なのですから。
という前置きをさせていただきまして・・・
3.2 許すことができるようになる方法
さて、あなたが、あなたを許すことができるようになる方法の1つとして、今日、私がご紹介させていただくのは、
「マイルール」を破ってみる!
コレです。
「マイルール」に縛られて、雁字搦めになってしまっているなら、その縄を1つ1つ切ってみようよ、という提案です。
これは、次回お伝えしようと思っている2つ目の「減らす」にも繋がることなのですが、そもそも、あなたには、そんなにたくさんの「こだわり」や「ルール」が必要なんでしょうか?
もし、あなたが自分の中に大切に持っていた「こだわり」や「ルール」があるなら、1つずつで良いので、それに反した行動をしてみませんか?
もちろん、怖さはあると思います。でも、何度も言いますが、変わるためには、勇気は必要です。何かを犠牲にする必要もあるかもしれません。
今まで絶対だ!と信じて、自分に課してきたこと、それをまずは1つ、やめてみませんか?
そうすると、どうなるかというと・・・
きっと、あなたは、意外に「大丈夫」な自分に気づくはずです。
外そうと試みて、どうしても嫌な感じがするなら、それはまだ時期尚早で、今は持っていればよい「こだわり」かもしれません。
もしくは、あなたの核となる大切な「こだわり」かもしれません。
ですから、無理せず、できるところから、「こだわり」を貫かない自分にもOKを出せるようになって欲しいのです。
もし、不安なときは、アファメーションという手法を用いて、「私は大丈夫」って言い聞かせてみてください。不思議かもしれませんが、続けることで、安心感が得られるはずです。
今日、これを知って終わりではなく、やってみることが大事、そして、続けることこそが大事です。
次回は、もう1つの「減らす」について取り上げていきたいと思いますので、それまでに少しずつ、今日お話しした「減らす」行動を実践してみてくださいね。
今日も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
この記事の執筆者

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キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。
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