余裕のなさが、さらに余裕のない状況を生み出してしまう。そんなスパイラルから抜け出すために、オススメの方法をご紹介します!

こんにちは。キャリア・セラピストAiです。

時間的余裕、精神的余裕、金銭的余裕・・・余裕がないとき、人は自分の心を見失い、判断を誤りがちです。

今日は、そんなときの私のオススメを、ご紹介したいと思います。

 

 

読書のススメ

そう、今日ご紹介したいのは、「本を選び、読む」という方法です。

1.余裕がないなら

時間的余裕がないのに、本なんて読めるか!!
金銭的余裕がないのに、本なんて買えるか!!(借りるという手もあるんですけどね)

って、思いますか?

 

でも、これ、実は逆の考え方もできるのです。

どういうことかというと・・・

本を読まないから、時間がない。
本を読まないから、お金がない。

 

「本を読む」というだけだと、限定的な表現になってしまうので、もっと広げて言うと、

もしかしたら、あなたは、学ばないから、時間やお金に余裕がないのかもしれません。

 

だからといって、では、時間やお金を増やす方法を学べば良いのか!?というと、それは単純すぎます。

 

例えば、私なら、こういう時間やお金に余裕がないという悩みがあった場合、「人付き合い」について、学ぼうとするかもしれません。

時間やお金がないと言いながら、そんなに好きでもない人、そんなに一緒にいても楽しくない人、あなたの心が喜ばない人と、ご飯に行ったり、飲みに行ったりしていませんか?

そこに、あなたの大切なはずの時間とお金を、費やしていませんか?

 

もしくは、「自分の心を知る」ことについて、学ぶかもしれません。

あなたは、自分の心が本当に欲しているものに、お金をかけられているでしょうか?

例えば、食べると幸せになれるから、とか、すごく気に入ったから、という理由ではなく、(自覚はないかもしれませんが)寂しさを埋めるためにお菓子を買ったり、服を買ったりして、心を満たそうとしていませんか?

 

買い物をすることは、お金だけじゃなく、時間も使いますよね。

買い物に限らず、人は何かから逃避するために、お金や時間を使ってしまいがちです。

ストレス発散にお金を使ってしまうということであれば、その「ストレスを解消する方法」を学ぶことで、金銭的・時間的余裕のなさからも解放されるかもしれません。

 

そんな風に、「学ぶ」ことによって、あなたのその余裕のなさから、自由になることができるかもしれないのです。

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2.本屋さんへ行く

これは、私が大学時代から、モヤモヤしたときや、行き詰ってしまったときに、とっている方法なのですが、

そういうときは、本屋さんへ行くのです。

もちろん、図書館でも良いのですが、私は、本は借りるより買う派だったので、よく書店を訪れていました。

 

そこで、何をするかというと・・・

今の悩みの答えをくれそうな本を探す!

のではなく、

 

特に何かを意図することなく、ぷら~っと本を見て回るのです。

それで、パッと目についた本を手に取ってみる。そして、少し立ち読みしてみたり、買ってみたりしていました。

タイトルに惹かれるのか、表紙のデザインに惹かれるのか・・・何故その本が気になるのか、考えても良く分からないようなときもありましたが、

それこそ、普段優位になっている顕在意識ではなく、直感、潜在意識、心の声のように感じていました。

 

もしかしたら、それは、あなたの今の状況を変えるヒントとなる本かもしれませんし、心の状態を表すものかもしれません。

その直感が示すところが、何なのかは分かりませんが、

ただ、気になった本の内容や、タイトル、表紙から、「自分は今、実はこういうことが気になっているのかもしれない」と、

ちょっと違った目で、自分の状況を見ることが出来たりするのです。

 

直感の力って、侮れないもので、タイトルがどうしても気になって選んだら、内容は、全く想像したものと違っていて、でも結果的に、そのときの私にとても大切なことを教えてくれる本だったということもありました。

 

今や、本もインターネットで簡単に購入でき、翌日には手元に届けてもらえるような時代ですが、たまには書店や図書館に足を運んで、実際に本を目でみて、手に取って選んでみるのも良いかもしれませんよ。

 

3.新習慣をつくる

さて、本を手に入れたら、せっかくですから、すぐにでも読み始めたいところですが、文化庁の調査でも、約半数の人は、1ヶ月に1冊も本を読まないという現状があります。

ですから、もし、あなたに読書の習慣がないなら、これを機に、習慣づくりを始めてみませんか?

 

目標達成・習慣づくりの基本は、スモールステップを踏むことです。

 

今までやっていなかったことを、急に頑張ってみても、それは長続きしません。

まずは「1日数ページ読む」、それも難しければ「1日1ページ」、まだ難しければ「1日1回は本を開く」、さらに「1日1回は表紙を眺める」この小さなステップが、最初のあなたの目標です。

そんなので良いのか?と思うかもしれませんが、実際にこれを目標にすると、いきなり高い目標を設定するよりも、達成できなかったという罪悪感や、そこから生じる自己否定、「自分には無理だ」という気持ちを感じることなく、続けることができます。

 

「継続は力なり」という言葉がありますが、まさにその通りで、いくら高い目標を設定しても、続けられなければ意味がないのです。

続けるためには、今の生活を大きく変えてしまう目標は避けるべきです。

簡単すぎるくらいに小さな目標から始めれば、そのうち物足りなくなって、少しずつ目標に上乗せできるようになります。

 

とはいえ、もちろん、新しいことを始めるのですから、一定の意志力は必要です。そこは、あなたの覚悟次第だと思います。

 

あなたの今に余裕を生み出すために、

あなたの未来をより良いものにするために、

あなたの人生の質をあげていくために、

 

学びの新習慣をつくってみませんか?

 

忙しさを理由に逃げてしまいそうになったときは、思い出してください。

「学んでいないから、余裕がない!!」

実際に、高収入の人の方が、読書量が多いというデータもあるのです。

 

学ぶことで、あなたの大切な時間を、もっと有意義に使えるようになりましょう。

今日も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

この記事の執筆者

キャリア・セラピスト Ai
キャリア・セラピスト Ai
キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。