「もう、何をどうしたら良いのか分からない!」そんな風に途方に暮れること、ありませんか?
でも、あなたの望みが一体何なのか。それが、ここから分かるとしたら・・・

こんにちは。キャリア・セラピストAiです。

今がいっぱいいっぱいなとき、陥りがちな思考停止。

何をどうしたら良いのか分からないとき。

せっかくですから、それをヒントに、自分の向かいたい方向、自分の望みを知り、あなたの「今、やる!」を整理してみましょう。

 

1.「良い」を知る

自分の望みを知る。そのヒントは、何をどうしたら「良い」のか・・・この「良い」に隠されています。

 

あなたが、何をどうしたら良いのかと悩むとき、頭の片隅には、この「良い」状態というのがあるはずなのです。

それは、今のあなたが、何をもって「良い」としているのか、という価値観です。

その「良い」を丁寧に見つめてみましょう。

内定をもらうことが「良い」なのか、決まりを守ることが「良い」なのか、褒められることが「良い」なのか、怒られないことが「良い」なのか、それとも、幸せを感じられる状態にあることが「良い」なのか。

 

「何をどうしたら」という部分は、その「良い」にたどり着くための手段であって、その前に、そこには、あなたの設定した「小さなゴール」が存在するはずなのです。

 

あなたにとっての、「良い状態」とは、どういうものですか?

 

2.「一気に」を諦める

あなたの目の前には、やるべきことがいっぱい並んでいて、どこから手を付けて良いのか分からなくなっているかもしれません。

やらねばらないことが多すぎて、絶望的な気持ちになっているかもしれません。

何をやってもうまくいかなくて、八方塞がりの状態かもしれません。

 

でも、どんな状況にあったとしても、今この瞬間に、あなたのできることは1つです。まずは、1つ1つやるしかないと諦めましょう。

そして、整理をしていきましょう。

八方塞がりに見えるような状況であっても、何かできることがあるはずです。何もできることがない、なんてことは、人生でそうそうあるものではありません。

 

今、優先すべき、あなたの「良い」状態とは、どのような状態でしょうか?

複数あっても構わないので、あなたの「良い」に状態に繋がる、「小さなゴールを」書き出して、整理してみましょう。

大きなゴールも、細分化して1つずつ、1歩ずつです。

小さなゴールも、さらに細分化して、必要なことを1つずつ。

 

とにかく、今できるところまで「細分化」して、優先度をつけて、この瞬間は、その1つだけに向き合うと決めることです。

 

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3.「楽しむ」を諦めない

さぁ、先ほど、書き出していただいたものを、眺めてみてください。

どんな気持ちになりますか?

あなたの心は喜んでいますか?そこに、ワクワクしたり、楽しい気持ちになる内容が含まれていますか?

すごく暗い顔をして、やるべきタスクと睨めっこしていませんか?

 

やるべきことが山積みになると、心の余裕がなくなり、「楽しむ」という発想そのものがなくなってしまいがちです。

でも、だからといって、楽しむことを諦めなければいけないわけではないと思うのです。

 

意外に感じるかもしれませんが、人は根詰めてやっているときより、緩んでいるときの方が、本来の力を発揮できたり、良い結果を残せたりします。

それは、緩んでいるとき、リラックスしているときの方が、直感に繋がりやすかったり、潜在能力を発揮しやすかったりするからです。

 

テストで、難しい問題に直面したとき、一生懸命考えて導き出した答えより、最初に直感で浮かんできた答えの方が正しかったなんてこともありますよね。

嫌々やるより、楽しみながらやった方が、作業もはかどりますよね。

楽しみながらやった方が、効率よく行えたり、結果が出たりという経験は、あなたにもあるんじゃないでしょうか。

 

同じやるなら、少しでもあなたの心がリラックスできる方法や、楽しめる方法を考えてみる。

ほんの少しだけでも、あなたの心が楽しめる要素を組み込んでみる。

そして、頑張った自分へのご褒美も、1つタスクに加えてみる。

 

結果は、大切かもしれませんが、その過程のあなたの心も大切にしてみませんか?

 

4.「やりたい」の優先度を上げる

忙しいと、人は「やるべきこと」にばかり気をとられ、自分を大切にすることを忘れてしまいがちです。

その結果、心も身体も疲弊してしまい、それは、パフォーマンスの低下にも繋がります。

そんな状態で、本来のあなたのチカラが発揮できるわけはありませんよね。

 

「やらなければいけないこと」というのは、意識しなくても優先度が上がるものですが、「やりたいこと(あなたの心や身体のためになること)」というのは、「やる!」と決めないと、なかなかやれるものではありません。

そして、どんどん先延ばしになって、結局は、やらずじまいになってしまうのです。

 

ですから、こういうことをやろうと思ったら、意識的に、優先度を上げて、あなたの心や身体に優しくできる時間を確保する必要があります。

そういう要素を、意図的にあなたの1日に少しでも組み込んで、自分を喜ばせてあげませんか?

 

やるべきことというのも、変化を起こすというのも、結局は、1歩ずつ、少しずつなのです。遠回りに見えて、これが最短のルートだったりもします。

焦る気持ちを少し落ち着かせて、あなたの次の1歩を大切に考えてみませんか?

 

今日も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

この記事の執筆者

キャリア・セラピスト Ai
キャリア・セラピスト Ai
キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。