生きづらさを感じているとき、苦しくなってしまったとき、あなたはどんな行動をとりますか?
こんにちは。キャリア・セラピストAiです。
今日は、早速、本題である冒頭の問いかけに入っていきたいと思いますが、
生きづらさを感じているとき、苦しくなってしまったとき、あなたはどんな行動をとりますか?
もしかしたら、あなたは、今、一生懸命、その状況を変えようともがいているかもしれませんね。
でも、もしも、あなたのその生きづらさの原因が、その状況自体ではなく、実はあなたの中にあるとしたら・・・?
今日は、そんなお話をしていきたいと思います。
1.生きる理由
少し哲学的な話になりますが、「人は何故、生まれてくるのだろう?」これは、私が常に探究しているテーマの1つです。
もしかしたら、そこに理由なんてないのかもしれませんし、あったとしてもその理由を知ることができるのは、命が尽きるときなのか、もしくはその瞬間になってすら、分からないままかもしれません。
だけど、理由があると仮定して、学び、知ろうとすることが楽しいので、私は、そういう立ち位置をとっています。
そして、こうして生まれてきて、生きていることに意味があるのだとしたら、私は、それは「経験し、学ぶため」ではないかと考えています。
それぞれが、それぞれに経験し、学び、成長するため。そんな風に思うのです。
就活にしろ、何にしろ、今あなたが直面している壁、それは、今あなたが学ぶべきこと。そうは考えられないでしょうか?
あなたの成長のために必要だから、今、それを学ぶ機会を与えられている。
それともう1つ、今、何か問題が起きているということは、あなたの中の「ズレ」に気づかせようとするサインである可能性があります。
何か、あなたの行動が、あなたの心の奥底にある核心から離れてしまっている。そのことの現れであったりもするのです。
そして、どちらにせよ言えることなのですが、向き合うべきあなたのテーマに、あなたが向き合うまで、まさに手を変え品を変え、少しずつ形を変えて、似たような問題が、目の前に現れるということは、よくあります。
何か問題が起きて、環境を変えるのだけど、そこでも同じような問題が・・・
そんな経験をしたことは、ありませんか?
そういうとき、実は本当の問題は、その悩ましい環境にあるのではなく、あなたの中にあったりするのです。
問題というより、課題、と言った方が良いかもしれませんね。
結局、どんなに先延ばしにしても、どこかで自分と向き合わなければいけない・・・逃げられないのだなぁと悟った最近は、私もなるべく、早めに自分の内面を見ていくことを心がけるようになりました。
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2.現状を打破するために
2.1 気持ちに向き合う
八方塞がりのようなとき、周りの人や環境のせいにするのは簡単というか、楽ですが、そこには根本的な解決策はなく、打ち手があるとすれば、やはり、あなたの気持ちをしっかり見ていくことなのです。
自分は、今どんな気持ちでいて、その気持ちは一体どこからやってくるのか?
これは、もしかしたら、あなたが思うよりもずっと小さい頃の経験や記憶から、かもしれません。
それで、その気持ちを、自分は今どうしたいのか?
泣きたいのか、誰かに話を聞いてほしいのか、怒りをぶつけることで発散したいのか・・・
そういう行動をとって、少し気持ちが落ち着いてきてから、ゆっくり考えてみるのもよいかもしれません。
大切なのは、表向きの感情だけにとらわれるのではなく、もっと奥にある気持ちに目を向けてあげること。
現状を変えようと思ったら、まず、そこからです。
2.2 当たり前を疑う
それから、もう1つ、「もう、何をどうしたら良いか分からない!!」という状況になってしまったとき、ぜひ、試してみていただきたいことがあります。
それは、「当たり前を疑う」ことです。
あなたは、「何をどうしたら良いか」と考えるときに、周りの目というものを同時に考えてはいないでしょうか?
純粋に、「どうしたら上手くいくのか?」「どうしたら乗り越えられるのか?」と考えるあなたの他に、「その場合、どのように見られるか?」という周りの評価を気にするあなたがいませんか?
もしかしたら、「迷惑じゃないだろうか」「傷つけてしまうのではないか」「期待を裏切ってしまうのではないか」そんなことが頭をよぎるかもしれませんね。
でも、ここで「周りの目なんて、気にしないで!」なんて言ったって、そんな簡単にできることじゃないですよね。
ただ、そういうときに、「本当に?」という疑いの目だけは持って欲しいのです。
「あなたの周りの人たちは、本当にそんな風に思う人たちだろうか?」って、もう一度考えて見て欲しいのです。
あなたがもし、世間を冷たいものだと認識していたら、そういう世界しか見えてこないかもしれませんが、世間って、人って、意外に優しくて、意外に温かいものだったりします。
そして、何より、あなたが過敏になって気にしているだけで、周りは、あなたのことをそれほど気にしていなかったりもします。
周りの人には、周りの人それぞれの「当たり前」があって、それは、あなたの「当たり前」とは違うのです。
それは、あなたが想像してみても、到底理解しきれるものではありません。
あなたに対する見方だって、評価だって、人それぞれに違っているのです。その中には、あなたにとって、良いものもあれば、悪いものもあるでしょう。
だから、八方塞がりの今に、打開策を見出そうと思ったら、人を気にするのではなく、まずは「自分」です。
先ほど、「立ち位置」という言葉を出しましたが、あなたが何を信じ、どのような立場で行動していくかは、あなたが選択することができるのです。
あなたは、本当は、どんな自分でいたいですか?
今日も最後までお読みいただいて、ありがとうございました。
この記事の執筆者

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キャリアカウンセリングを学び、国立大学での就職支援、 大手企業での人事教育の仕事を経験。その後、心・精神への興味から、カラーセラピーやヒーリングを学ぶ。
仕事だけでなく、子育てや趣味など「生き方」そのものが「キャリア」であると位置づけ、『より自分らしく、楽しく生きる人』を増やすため活動中。4歳の男の子のママでもある。
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