食器洗いってめっちゃ面倒。日々沢山の作業がある家事、よりストレスなく工夫する方法「お料理編」「お掃除編」をご紹介しておりますが、ちょっとした工夫をすることで家事をより楽に、ノンストレスにすることは料理やお掃除に限らずですね。是非こちらの記事も読んでみてください。読んだら帰ってきてくだいさね。


★バタバタ家事を工夫してママの心にゆとりを~お料理編

★バタバタ家事を工夫してママの心にゆとりを~お掃除編


こちらの記事では、私が実践している食器洗いの捉え方や工夫していることをご紹介してまいります。


命を繋ぐ大切な食事。これに伴ってくる食器洗い、これに対するストレスが少しでも軽減され生まれた時間や心のゆとりで家族に温かさがうまれますように。

この記事は、心理カウンセラーの花がお届けしてまいります。

1. 何が嫌なのか?を明確化する。


あなたは、日々家事をする中で…バタバタとして時間に追われている感を感じていますか?
中でも私たちの大切なエネルギー源になる食事。これを作ったり食べたりすることで発生する食器洗い。最近は食洗器や食洗器用の洗剤も出ていて便利ですが、私は手でしっかりと洗いたい派なので、手洗いをされている方へ向けて書いていきますね。


食器洗いを積極的にやりたいなら、良いのですが…
やんなくっちゃ~という、どちらかと言うと、マイナスな作業でやらされている感を感じている方が多いのかなと思います。
かつての私も、この食器洗いが嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。
しかし、どうせやるならもっといい気分でやろう!と思い少しずつ意識を変えることで、今では苦よりも楽という感覚が大きくなりました。


ではどうしたら、もっと心地よく作業ができるようになると思いますか?


多くの人が、ただ漠然と「やりたく無い」「面倒だな」と感じることを理由も上げず、表面上の「嫌だ」というマイナス感情だけを味わいながら家事をしています。
でも…その時間がもし少しでも心地よい時間になったらどうでしょう?


「やってもいいかな?」
「やるぞ!」
「あ~気持ちいい」


という自発的な行動意欲に変わると思いませんか?
その行動意欲に繋げるために、まずして欲しい大切な作業が、【嫌な理由を明確にする】ということです。


例えば、私の場合。

「食器洗いって、なぜ嫌なんだろ?」

と自分に問いかけます。


「手が荒れるから」
「拘束されるから」
「大きな鍋を洗うのが大変だから」



などの理由が出てきます。


この嫌いな理由を明確にすることが第一歩です。
じゃ???どうしたらそれが改善されるのだろ???
という具体的な次のステップへ行くことができます。


嫌いな理由は、人それぞれでしょう。
全ての理由を上げなくとも、1つでもその嫌いな理由が明確になれば何かしら対処方法を考えることができるのです。
それによって、対策をする前と後で気分がどう変化したかを感じて行くのです。


漠然とした感情がどこから来ているのか?
これをほっておかずに、明確化することで、洗い物に費やす時間をより心地いい時間へとシフトして行きましょう。

2. どうしたら心地よくなるか?のアイディアを考える。

1.で、明確になった理由に対し改善できるアイデアが無いか考えてみましょう。

★「手が荒れるから」
★「拘束されるから」
★「大きな鍋を洗うのが大変だから」

私の場合は、上記でしたね。


ではまず★「手が荒れるから」
これに対する改善策を考えて行きます。


→薄手の手袋を付ける。
→ハンドクリームを塗る。
→手に優しい洗剤を使う。



即座に3つも、アイデアが出てきました。


更に次は、★「拘束されるから」でした。

これに対しては、物理的に手が2本しかありませんから、どうしようもありません。

そこで更に考えました。
実際、食器洗いに何分かかっているのか?
これも漠然としている時間を大まかに計ってみたのです。


シンクいっぱいの洗い物、ゆっくり洗っても、なんと10分以内でした。
この所用時間が意外と短いと感じたのです。


10分くらいなら、そー長く無いという価値観に対し、嫌嫌やってるいるから長く感じていただけだということに気づきました。
実際は、もっとかかっているように感じていたのですね。


それからは、食器洗いに対する窮屈さや拘束感が減ったのです。
人間の感覚って面白いですね。
【楽しい時間は、あっという間】なのに、【嫌な時間は長く感じる】のです。


ならば、その長い時間掛を費やしている。といいう感覚和らげることができれば意識も変わっていくでしょう。

漠然としていた作業時間を把握することで、この位時間が掛かるなら今のうちに。
この位時間が掛かるから、洗濯ものを回しているうちになど…ちょっとした家事の順番の入れ替えもしやすいですね。


最後に★「大きな鍋を洗うのが大変だから」条件的には2つ目と似ています。
大きな鍋を使わない料理は、レンジを使うとか…そんな発想しか私には思い浮かびませんでした。

この手の対策に関しては、大きな鍋を使わないことが、果たして自分にマッチしたアイデアなのか?
前提も大事になってくるのです。


私は、やはり大きな鍋を使って美味しい料理をつくりたい!
そういう自分の願望を大事にすることにしました。


となると、洗うことが前提になるので自分でも納得して別の対策を考える事ができますね。


大きな鍋を洗うこと=大変
この思い込みを外す。という対策をやってみることにしました。


どんどん片ついて綺麗になっていくシンク=気持ちいい。
大きな鍋を洗っている自分=素晴らしい。がんばってる。
そんな風にマイナスに変換されていた大きな鍋を洗うことへの思い込みをプラスに書き換えて行きました。


これによって、誰もが嫌がる魚焼きグリルでさえ、嫌な意識が無くなって行ったのです。
ここで勘違いして欲しくないのは、ある日突然そうなる訳ではないということです。
少しずつ意識を書き換えることで、いつの間にか嫌なイメージが無くなる。そんな感じですね。


こういった嫌だという価値観や思い込みは、日常に溢れているはずです。
食器洗いは、ほんの1つの例と捉えることができたら是非他のことでも応用してみてください。
嫌なイメージを書き換えることができたなら、表面上で感じているマイナス感情が減り心地よい楽な時間になることでしょう。


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3. 達成感を感じることで快感を得る。

これは、他の編でも推していることですが
洗い物をした後は、とてもすっきりしませんか?

「あー奇麗になった。」
「あー気持ちいい。」

私は、その感覚を大事にしています。
人間は、ものごとを終えた後、達成感を感じることで「ドーパミン」という神経伝達物質が発生します。
ドーパミンを分泌させること=快感を得ることでもあるのです。

ですから、洗い物を終えたときの達成感を充分に感じてあげてください。
そして、ちょっとしたご褒美に好きな飲み物を飲む、など自分が喜ぶようなものを用意するのもお勧めです。
それによって次の洗いものに対しても前向きな意欲に繋がって行くでしょう。

さあ実際に洗いものに対する嫌なことを上げてみてください。

洗いものや嫌な理由
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対策
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できることから、少しずつ取り入れて自分なりに苦を楽に変えていく方法を模索してみてくださいね。


バタバタ家事を工夫してママの心にゆとりを~食器洗い編。まとめ


1.洗い物の何が嫌なのか?を明確化する。

2.明確化した嫌な理由に対する対策を考える。それを実行してみる。

3.達成感を感じてドーパミンを出すことで快楽を感じる。


大事なことは誰かの評価に重きを置かず、自分でやり遂げたことを自分自身が認めてあげることです。
これによって多少、自分の満足度を上げることができる為、家族の感謝を感じとれなくとも相手に苛立ちをぶつけることも減るでしょう。
あなたの家事が少しでも良い気分になりますように。

この記事の執筆者

ゆっき
ゆっき
〔心理カウンセラー〕
自身の病気、父の交通事故による死。
3年間の不妊治療経験から、心の大切さを感じてきた。
誰もが持っている悩み。そこにそっと手を添えて行きたいと思い。
心理学の道へ進み、現在、心理カウンセラーとして活動中。

世代の垣根を超え、子供達が希望を持てる社会へしていきたい。その為に大人が正しい背中を見せていくことが必要であると考えている。