茶碗をゆすいでいる泡だらけの手を急いで洗い泣いている子供に駆け寄る。夜中に起きたらどんなに眠くても起きないといけない。自分のタイミングで一気にできることの方が少ないと言ってもいいくらいです。子育て中のママは、常に色んなことを並行してやらないといけない。それをやってのけるお母さんは本当に素晴らしい!!
そんなママのあるあるを含めて上手く行かないを「メッセージ」と捉え、ギフトに変えて行きましょう。
この記事は、心理カウンセラーの花がお届けしてまいります。
【子育てあるある】
■洗濯物を畳んでいると…積み上げたタオルにダイブ。(苦笑)
■トイレ入っても、ドアをドンドン!!ゆっくりできない。(とほほ)
■お風呂で頭を洗っていると、子供が「でる~」と慌てて洗い流す。(あわあわ)
■オムツ嫌~と言っているさなかにリビングで放尿。(まじか)
■夜中に起きてママ抱っこ~(寝かせて)
■ご飯をぐちゃぐちゃ~何度も繰り返す(うっ)
1. 自分だけがそうなの?
子育てあるある。あ~分かるって項目が一つでもありましたか?
自分だけじゃないんだ~って感じることで少しでもほっとして頂けたら嬉しいです。
人と比較することが大好きな日本人の気質。良い風に働くこともあれば、悪い風に働くこともあります。
例えば、自分だけがこんなに大変なんじゃないか?自分の要領が悪いせいでこんなに大変なんじゃないか?その捉え方は、人と比較して落ち込んでしまいます。
人間は、100人居たら100通りです。大変さも苦労するポイントも違っています。ただ一つ言えることは、誰だって大変だってことです。
クールにやって除けている方だってまったく何も無い人はいません。皆さんそれなりに苦労があります。隣の芝は青いという諺がありますね。
これは「何でも他人のものはよく見えるものである。」という意味ですが、もしかしたら…お隣さんは、毎日、一生懸命青い芝を手入れしているからかもしれない。遠目で見ているから奇麗に見えるだけかもしれない。
事実は、お隣に芝生があるということです。事実は1つですが、真実はその芝生を目にしている人の数だけあります。
つまり目に見えるものは、自分が勝手に作り上げたもの。それが人其々の真実なのです。
真実は、捉え方しだいです。
どうせなら比較して落ち込むのではなく皆な其々、大変なんだと自分を励ますような捉え方に変換しましょう。
2. 大らかな気持ちで心にゆとりを。
おしっこ一つとっても、大人なら普通に分かることが子供には通じません。
だってね。子供は、まっさらな状態から一個一個覚えて行くのです。
白いキャンパスに色を付けるように、言葉と行動を結び付けて行くのです。
子供の成長の段階で、ママが合わせなければならないことだらけということですね。
自分の思うようになんて行きません。
自分だけがこうなんじゃないか?って凹まずに、子育て中のお母さんは、皆さん思い通りに行かないことがいっぱいなんです。
思い通りに行かないことが前提だと思って、大らかな気持ちでいることです。
そして出来てないところではなく、出来ること出来ていることに意識を向けてみてくださいね。
出来ていることに目を向けることで、自己評価が上がり自己満足に繋がるでしょう。
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3. 疲れたときは休もう。
何が一番大変か?何を一番解決したいか?そのとき一番つらい事を一つ上げてみましょう。
一番辛いことを解決することで、大半の苦労が消えることもあります。
私の場合は、特に夜中に起こされることが辛かったです。日々の疲れを癒す睡眠は体にも記憶の整理にも大切なことです。多少は我慢できますが…睡眠不足は、自律神経に影響します。気力や思考力にも影響し疲れも溜まります。家事の効率も下がり悪循環となりますので、そんな時は休めのサインだと思って昼寝をしました。
凄くすっきりして、また再出発という感じです。
ポイントは本当に休むぞ~と決めて心から休むことです。
もしも本気で休める環境が無いのであれば、第三の手を借りましょう。
一時間1000円台~のシッターさんもいらっしゃいます。
保育園の一時保育は、1時間数百円です。
そういう手段を使うことも一つの手ですね。
そんな休む為に勿体ないと思われるかもしれませんが、お母さんが疲れて暗い顔をしていたら家の中も暗くなります。
是非、その太陽のような笑顔で家中を照らすために休んむことも家事の一つと捉えてみてくださいね。
4. 家事をより良くする工夫。
子供をコントロールしようとしても疲れるだけです。自分がコントロールできる家事をより良くする工夫に目を向けてみませんか?
私も、余裕なく「しなっくっちゃ」「しなっくっちゃ」と義務感たっぷりの、しなくっちゃ星人になっていました。
どうせやるなら楽しい方が良い。どうしたら楽しくできるか?そんな発想をしたこともありません。
もしも、そんなことしたって結局はしなきゃならないんだから、別に今のままでいいわ。
って諦めちゃう方がいらしたら、綺麗な食器棚買うとか、新品の収納を買うとか…ちょっと腰が重いようなデカイことをしないと家事なんて楽しくならないって思い込んでいませんか?
家事を楽しんでいる方って、ほんの少しのステップから踏んでるんですよ。
例えば、冷蔵庫の中の配置1つとっても、賞味期限が切れやすいものは目の高さの段に入れる。そうすることで、目につくから使う頻度が増え消費期限ないに使いきることができるのです。捨てちゃうって無駄も減り家計にも優しい工夫ですよね。など、そんなちょっとのことです。
こうして、今できることでいい気分になるようなことを見つけ、その効果を感じることができることが増えると人間って欲張りですから、もっともっと~と工夫したい。欲が出てくるのです。不思議ですね。
家事に限らず自分ができる小さなステップから入ること、とってもお勧めです。
家事の工夫に関しては、こちらの記事も併せて読んでみてください。
■なんだそんなことか。家事の苦痛を解決する思考!!
■日々の家事でイライラする方必見。イライラ解消の3つのポイント。
1.自分だけ?と凹まず、みんな一緒と捉え方を変え出来ているところに意思を向けよう。
2.大らかな気持ちで心のゆとりを持ちましょう。
3.疲れたときは心から休みましょう。
4.家事を楽しくする工夫を考えてみましょう。
この記事の執筆者

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〔心理カウンセラー〕
自身の病気、父の交通事故による死。
3年間の不妊治療経験から、心の大切さを感じてきた。
誰もが持っている悩み。そこにそっと手を添えて行きたいと思い。
心理学の道へ進み、現在、心理カウンセラーとして活動中。
世代の垣根を超え、子供達が希望を持てる社会へしていきたい。その為に大人が正しい背中を見せていくことが必要であると考えている。
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