家事をしている最中に、イライラしたことありませんか?私自身、毎日毎日、育児と家事に追われイライラMAX。主人にあたってしまい、罪悪感という悪循環を繰り返していました。ですが家事は日々必要な作業で終わりがありません。そんな家事イライラ解消法を3つほど書いて行きますね。
この記事は、心理カウンセラーの花がお届けしてまいります。
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なんだそんなことか。家事の苦痛を解決する思考!!
1. イライラの発動パターンを見つけよう。
毎日の家事って単調でやらなきゃならないことばかりですよね。今や共働き夫婦も増え時間に追われていると、例え単調な作業でも、ついイライラしていまい家族にあたったり喧嘩になったり…悪循環を招くことがあります。
そんな家事を少しでも楽な気持ちでできたなら、イライラも解消されていくでしょう。
では生活する上で多くの時間を費やす家事、その作業を少しでも楽しめるように工夫してイライラではなく笑顔を増やすポイントを私自身の考察から紹介しますね。
まずイライラは、怒りの感情が主です。「あーもー」と、ぷんぷんしながら家事をしてしまう。
この怒りの感情がどんな時に、どこから出てくるのかを探ってみますね。
これは私の場合ですが、あるポイントでイライラが発動することに気づきました。
〇お腹が空いているとき。
〇仕方なくやっているとき。
〇時間に追われているとき。
〇自分ばっかりやってる感が強いとき。
〇疲れているとき。
このポイントで、イライラが発動する傾向が分かったのです。
これは、人其々ですが…怒りという感情のトリガーには、ある程度のパターンがあるんですよ。
自分がイライラしたら少し俯瞰して観察してみてください。皆さんもイライラポイントがあることに気づくでしょう。
更にその怒りは、いったいどこからくるのでしょう?
怒りの感情は、自分の思う様に行かない時に発動します。
お腹が空いていて早く食べたいのに、洗濯ものを干さなきゃ。
疲れているのに、片付けしなくちゃ。
もう出なくてはならないのに、子供が言う事きかない。
自分は忙しくしているのに、主人はごろごろしてる。
あー休みたい。一人になりたい。自由に使える時間が欲しい。
そんな欲求不満に繋がっていくこともあるでしょう。
そんな時は、大抵他の誰かのせいにしています。
私ばっかり。という具合に…。
身近な家族のせいにすることが多いのではないでしょうか?
気持ちはとても良く分かりますが、誰かのせいにしても現実は変わりません。
家事が無くなるわけでも、部屋が汚れなくなる訳でも無いのは重々承知のはず。
誰よりも自分自身が、日々のがんばりやの労力を労ってあげることをお勧めします。
自分の思い通りに行かないことも許容するゆるさも時にはあって良いと思います。
ただ、家事をする目的をもっと大きなものとして捉えると良いでしょう。
家族が健康に過ごせるように、心地いい場所になるように、早く帰って来たいと思えるように、安心して過ごせるように。
そんな家族の笑顔を守る大切な家、家事はとても大事な作業だと私は捉えています。
2. 自分のことを理解してあげよう。
イライラ発動ポイントがある程度分かってくると、予測ができます。
人間は、予測ができるのとできないのでは、無意識の行動が大きく違ってきます。
事前に分かっていれげ、ある程度、対処しようとするからです。
例えば、天気予報を見て「今日は雨が降るかも知れない」と分かっていれば
傘を持って出かけますよね。
いつでも傘を出せれば、安心して外出もできます。
このように普段から予測して行動していれば、急な変化にも対応できるのです。
これを家事のイライラポイントにも代用すれば、イライラの軽減につながります。
お腹が空いているときに発動するなら、少しお腹に何かを入れてから家事をする。
仕方なくやっているときに発動するなら、洗濯であれば綺麗な洋服を着ることができる。お茶碗洗いなら、綺麗な食器をまた使うことができる。お料理なら美味しいご飯を食べることができる。掃除なら奇麗な部屋で気持ち良く過ごすことができる。など…家事をすることで得られる恩恵(目的)を創造して取り掛かる。
時間に追われているなら、逆算して夜のうちにやっておく。後でやっても支障のないもは、帰ってきてからに回す。
自分ばっかりやってる感が強い場合は、一週間に一度自分のご褒美をあげる。少し休む。
疲れているなら、温かい布団で休む。寝る。休みをとる。何かを省く。
こうして、少しずつ自分のできる範囲で対処するようにすれば、自分のご機嫌を取る事に繋がりますね。
自分のご機嫌は、誰かに取って貰おうとすると余計イライラします。気分良くなるようにしましょう。
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3. 小さな一歩から始めよう。
家の中が散らかっていると、掃除機1つかけるもなんだか億劫です。キッチンの棚もごちゃごちゃしていると見ただけで嫌になりますよね。人は大変なことや、すごい事をしようとすると腰がなかなか動きません。
家事をより良くしようとすると特別なことをしようとして行動する前から諦めてしまいます。
仮に行動しても無理があれば挫折して元に戻ってしまい、またいつものイライラ家事を引き起こす部屋へ元通り。
ですから例えばキッチンの引き出しを一か所だけと決めて、ほんの数分一か所だけを片付けるのです。
そんな小さな一歩を踏んでみてください。
数分ならできるかな~という気持ちで取り掛かると良いと思います。
面白いことに人間は、欲張りなんです。
少しやったら、もっともっととやりたくなるものですよ。
私は、キッチンのホークやスプーンが入っている棚をまず片つけてみました。
食器を入れるスペースにも関わらず紙ナプキンや、総菜についてきた醤油などをごちゃごちゃ入れていました。
いつか使うだろうと取ってあったそういったものって、結局使わずに放置していることってありませんか?
そいういうものを全部捨てて、ホーク、スプーンたちを綺麗な部屋に入れてあげました。
暫くは、その棚を開けるのが楽しくなり、他の棚も実はもっと使いやすい配置にしたら効率アップできるのではないか?
と、時間を見つけてはコツコツキッチン回りを綺麗にしていきました。
本と欲張りだな~と思いながら、使いやすいキッチンへと変身して行く様子が心地良かったです。
お料理も使いやすくて、綺麗なキッチンならいつもより心地良く居れると感じました。
そうやって心地よく、家事が楽しくなるような小さな一歩を踏みましょう。
4. まとめ
1.イライラの発動ポイントを観察しよう。
2.自分を許容し労おう。
3. 小さなステップから心地いい空間作りを始めてみよう。
いかかでしたか?毎日毎日私たちは、生活するために必要な家事をすることで、家族が安心して生活できていることを忘れないでくださいね。あなたが家事をこなすお陰で綺麗なシャツが着れたり、ご飯を食べることができたり、お風呂に入ることができたりしいているのです。
その小さな積み重ねが家族の生活を支えていること、そして何より自分自身の為だと捉えてやることです。
一番自分で自分を誉めてあげてくださいね。やってあげた。何で私ばっかり。そんな思いでやっても残念ながら相手に伝わりませんから。
これは家事に限ったことでは無いと思うのです。
見返りのない想いをもってする行動は自然と感謝されるでしょう。自分で工夫しながらできることを少しずつ重ねて行きましょう。
やがて小さな積み重ねが習慣となり、イライラする時間からも解放さるはずです。大切なことは、続けることです。
無理せず自分が楽になる方法を取り入れてみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の執筆者

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〔心理カウンセラー〕
自身の病気、父の交通事故による死。
3年間の不妊治療経験から、心の大切さを感じてきた。
誰もが持っている悩み。そこにそっと手を添えて行きたいと思い。
心理学の道へ進み、現在、心理カウンセラーとして活動中。
世代の垣根を超え、子供達が希望を持てる社会へしていきたい。その為に大人が正しい背中を見せていくことが必要であると考えている。
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