この記事は、2分30秒で読めます。あなたは、食事を大切にすることで人生が変わると言われたら、どう思われますか?
ちょっと大袈裟だと思われますよね。
今回は、私自身が食事を見直したお陰で体験したこと感じたことを交えながら、食事を大切にする方法などを書いていきますね。
この記事は、心理カウンセラーの花がお届けしてまいります。
1.生理学的な食事の役割
体は、食事で摂ったものを分解し、体のエネルギーにしたり、血液や細胞を形成したり、それを自動的に、こなしてくれています。
例えば、肉や魚、大豆などのタンパク質は、コラーゲン、ケラチンなどの材料になります。タンパク質は、免役系にも関わり、自然治癒に重要な役割を果たしています。
脂肪は、エネルギーの生産に欠かすことのできないものです。
お米や小麦などの炭水化物は、取り込んだエネルギーを消費する為に必要な栄養素です。
其々の成分が協力し合うことで、体の一部になったり、エネルギーになったりすることで、生命維持をしているのです。
取り込むものによって仕事も遊びもできていると知れば、軽く感謝の気持ちが出てきませんか?
私は、心理学を勉強する中で、体の仕組みなどを学びました。
其々の臓器や免役、神経が連携1つのチームとなって生命を維持してくれている思ったら、とても愛おしく感じ、その根源である食事を見直したいという思いが沸いてきたのです。
栄養については簡単に書いていますが、人間の体は、口から入れた栄養を、それぞれ連携を取って命を繋いでくれているのです。本当に素晴らしいチームです。
是非、そんな体に大切なことと意識して食事をして欲しいなと思います。
2.生産者を感じる。
私は、お米農家に産まれました。お米ができるまで、約5ヶ月掛かります。田んぼを耕したり、農機具のメンテナンスをしたり、出荷準備など、その前後作業を入れればもっと長期に渡ります。
本当に手間がかかるし、天候に左右されるので収獲まで気が気ではありません。
小さい頃父が、こんなことを言っていました。「自分の喉が乾いた時は、お米も喉が渇いている。」と…。
父は、私が20代の時に交通事故で、あっけなく生涯を閉じましたが、その言葉が今でも心に残っています。
それだけ、我が子のように愛でながら育ててるんだなと感じたことでもありました。
父の作ったお米はもう食べることができませんが、その思いだけは、ずーっとこうして誰かに引き継いで欲しいですね。
そんな光景を見て育ったので、農家でない方に比べれば多少、農業の大変さなども肌で感じて身に染みていると思います。
が、そんな私でさえ、少しその環境から離れれば農業の大変さを忘れてしまっていました。
お米の有難みを感じて食事をしていたかと言われると、あって当たり前、お金さえ出せば買えるもの。そんな心無い思いで買って食べていましたね。
その感覚は、冷たい心だと感じた私は、生産者が分からないものに関しても、「これを育ててくれた方が居るんだな」と時折、ありがたみを感じるようにしてみたのです。
食材のありがたみを感じた結果、どういう変化が起きたか?是非、この先を読み進めてくださいね。
3.食べ物が口に届くまでを感じる。
あなたは、買い物をするときに「野菜が高い」そんな感覚を感じたことがあると思います。
例えば、野菜1つとっても…食材を包装するビニールを作ってくれた人、その食材を運んでくれた人、お店に並べてくれた人、レジを打ってくれた人、調理してくれた人、多くの人を通して、私の口に届いています。
私は、こうして自分の体に届くまでの課程を考えることで、買い物するときも、料理をするときも、食べる時も、大切に食べようという意識に変わって行きました。
その結果として物の価値が上がったように感じたのです。
これは、新しい感覚だったのですが、食材を運んでくれた人、お店に並べてくれた人、レジを打ってくれる人、多くの人を通して、手元に届いていると思うと、「こんな金額で良いの?」普段は、高いと感じる食材の価値が上がり、むしろ「安い」という感覚を感じたのです。これは初めてことでした。
例えば、いつもは5本250円のきゅうりが、今日は、300円だったら、前の金額と比較して高いと感じますね。
物の価値を比較して決める。多くの方は、これが普通になっていると思います。
是非、きゅうりの生産者、運んでくれた方、お店で売ってくれた方、レジの方を通して自分の手元に届いた。
その過程を感じてみてください。
物の見方や価値が変わるはずです。
価値感が変わった結果、気持ち良く消費することにも繋がっていきました。
4.お料理にも表れた変化とは?
素材の価値が感じられると、不思議ですね。無駄に買わなくなりました。それにお料理する際にも変化が出てきたのは、私も以外な結果でしたね。
素材を大切にお料理しよう、心を込めて、美味しくお料理しよう。そんな気持ちが自然と芽生えたのだと思います。
そうやって丁寧に作る料理は、確実に家族にも伝わり、息子も主人も「ママの作った料理はおいしいね~。」と眉を八の字にして、言ってくれるようになったのです。
本当に嬉しかったです。このように細やかな喜びを感じることが増えて行きました。
この変化が嬉しくて、またがんばってお料理しよう!!そんな良い循環にが生まれたように思えます。
身近な家族は、変化が分かり易いですね。
是非、素材を大切に丁寧に感じて、お料理してみてください。
ご自身も満足の高い食事を感じることで、体にご褒美を上げてくださいね。
大切なことは、お料理を楽しむことと、無理しないこと。できることをできる時に丁寧にすること。これが秘けつだと思います。
5.外食にも嬉しい変化が?
お家でお料理する時同様、食材を大切に思うことで外食の時も、その変化は顕著に感じることができました。
いつも食べているメニューも、より美味しく価値のあるものだと脳が感知したのでしょう。
満足度が違うんです。本当に!!
だから、少しの量でも大満足!!。食べ過ない、ということにも繋がりましたね。
人生を豊かにする工夫として、満足度を上げるには、こうやって五感を使って食べる事がとっても手軽で、結果が分かり易いです。
自然とやる気や元気に繋がって行きます。
食事は、生きる源でもあるので、美味しいな~ありがたいな~という気持ちで最大限、楽しみましょう。
それだけで、十分喜びを感じることができます。「この金額は安い!!」そう思えるようになったら、あなたも食事の価値が上がった証拠です。
いかがですか?この辺で少しは、食事を大切にすることで人生が変わって行くと思えてきていますか?
6.大切な人と食べる喜び。
大切な人と食べる食事は、別格だと思います。
好きな人、両親、仲間、会話を楽しみながら取る食事は、良い物です。私は、まだ子供が小さいこともあって、よく家に友人を招いてお料理を振る舞います。
わいわい、たわいない会話をしながら、笑顔が溢れる空間は、人生の豊かさの象徴だと感じています。
何を喜びと感じるかは、人其々で良いと思います。
私は、食事の中に喜びを取り入れる事で、大切な体を愛でているように感じる結果となりました。
その感覚こそが、支払った金額の価値として換算できたなら、それは絶対的な高い評価として蓄積されていくでしょう。
その感覚こそが、人生をより良くしていくことに必要なのだと思っています。
それを毎日取る食事から感じ取ることができたなら、日に日に人生が良くなるように、私は捉えています。
7.まとめ
(1)食事は、体がチームとなって命を繋いでくれる大切なもの。そう意識して頂きましょう。
(2)生産者を感じることで、素材の大切さを感じましょう。
(3)素材が体に入るまでの課程を意識することで、丁寧にお料理をしましょう。
(4)素材に感謝することで、美味しいという喜びを感じましょう。
(5)大切な人と食事をすることで、人生の喜びを増やしましょう。
毎日取る食事に喜びを増やすことで、生きる喜びに繋げて行きましょう。
この記事の執筆者

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〔心理カウンセラー〕
自身の病気、父の交通事故による死。
3年間の不妊治療経験から、心の大切さを感じてきた。
誰もが持っている悩み。そこにそっと手を添えて行きたいと思い。
心理学の道へ進み、現在、心理カウンセラーとして活動中。
世代の垣根を超え、子供達が希望を持てる社会へしていきたい。その為に大人が正しい背中を見せていくことが必要であると考えている。
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